犬ぞり
エスキモー犬、樺太犬、シベリアン・ハスキー、アラスカン・マラミュート、サモエドなど、体重45キログラム前後のソリ犬が用いられる。 ソリ犬は寒さに強く持久力に優れ、人間によく従うため、スノーモービルが実用化されるまでは、シベリアやカナダ・アラスカなど高緯度地域での主要な移動手段であった。 ソリ犬1頭が引くことのできる荷物の重量の目安は、ソリ犬自身の体重である。これをもとに計算すると、10頭引きの犬ぞりはおよそ400〜500キログラム程度の荷物を運ぶことができる。
犬の繋ぎ方は大きく2通りある。右図のように犬を縦列に繋ぐ方法をタンデムタイプ、犬を一頭ずつ直接ソリに繋ぐ方法をファンタイプという。
1991年には「環境保護に関する南極条約議定書」が採択され、その「附属書II」により南極への犬の持ち込みは禁止されている。
過去には北極や南極の探検にもよく使われた。日本の南極地域観測隊第一次越冬隊のソリ犬で生還した樺太犬、タロとジロは後に『南極物語』で映画化されている。
ドッグスポーツやイベントとして、各地で犬ぞり大会や犬ぞり体験会が開かれている。

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